「白ナンバー車のアルコール検査義務化」対応迫られる企業 クラウド管理ソリューションも

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2022年に義務化される白ナンバー車のアルコールチェック。企業は急な対応を迫られるなか、スマートドライブと仙台のスタートアップがクラウドのソリューションを提供する。

2022年10月義務化、でもその前から…

白ナンバー車のイメージ。アルコールチェックが義務化される(画像:写真AC)。
白ナンバー車のイメージ。アルコールチェックが義務化される(画像:写真AC)。

 仙台に拠点を置くトライポッドワークスと、スマートドライブが2021年11月17日(水)に協業を開始した。来る「白ナンバー車のアルコールチェック義務化」に向け、トライポッドのアルコールチェックサービスとスマートドライブの車両管理サービスが連携したソリューションを開発する。

 道路交通法施行規則の改正により2022年10月から、これまで緑ナンバー車だけだったアルコールチェックの義務化が白ナンバー車でも施行される。2021年6月に千葉県八街市で起きた白ナンバーの飲酒運転トラックによる児童の死傷事故を受けたものだ。

 当初は2022年4月から実施予定だったが、機材の準備期間などが考慮され、半年間延期になった。しかし、目視による酒気帯びの有無の確認とその記録の保管義務は2022年4月より課される予定。対象となる事業者は急な対応を迫られている。

 トライポッドはスマホに連動する小型測定器を用いたクラウド管理が可能なアルコールチェックサービス「ALCクラウド」を提供し、オートバックスなどでも販売している。

 これに、600社の導入実績を持つスマートドライブのクラウド型車両管理システム、「SmartDrive Fleet」を掛け合わせる。乗務前の点呼やアルコールチェックから稼働車両の管理や交通安全の推進まで、ワンストップで事業者のコンプライアンス体制を強化し、管理者やドライバーの業務を効率化するという。

 両者は共同でキャンペーンを行い、SmartDrive Fleet(ドライブレコーダー型)の新規利用客へ、ALCクラウド用の測定器を無償提供し、これらの同時利用を図る。またスマートドライブは、2022年4月までにSmartDrive Fleetの業務記録上のアルコールチェック記録を日報出力に追加する予定だ。

 なお、アルコールチェック義務化への対応を迫られる事業者は、全国30万以上を数えるという。