「リース料は走った分だけ」三菱ふそうが国内・アジア初のリースプラン開始
三菱ふそうトラック・バスが、国内・アジア初となる「リース料は走った分だけ」となるリースプログラム「FUSOマイレージリース」を開始した。
基本料金+変動リース料で構成

三菱ふそうトラック・バスとメルセデス・ベンツ・ファイナンス株式会社ふそうファイナンシャルは2021年7月1日(木)、国内・アジアで初めて「リース料は、走った分だけ」のリースプログラム「FUSOマイレージリース」を開始した。
自動車の一般的なリース契約は、一回当たりの支払額が定額だが、FUSOマイレージリースは毎月一定の「月額基本料金」と、前月の実走行距離により変動する「変動月額リース料」で構成される。
走行距離は、三菱ふそうのテレマティクス技術「トラックコネクト」により把握される。この技術はインターネットを通じて車両情報をリアルタイムに取得し、クラウドデータベースに蓄積されるというもの。
トラックなどの商用車は、走行距離が事業の売り上げに直結する。走行距離が長い月は売り上げが伸び、短い月は落ち込む。リース料も走行距離が伸びると増えるが、短いと節約できるメリットがある。
FUSOマイレージリースの対象車両は三菱ふそうのトラックの新車。リースは、期間が3年または5年で、満了時に返却し再リース不可のクローズエンド方式だ。
ふそうファイナンシャル営業本部長のパヴェル・パルーバ氏は「商用車ビジネスに携わるお客様は、経済の状況変化のみならず、COVID-19のような予測不能な要因によって毎月変動するビジネスに直面されていますが、私たちは『FUSOマイレージリース』を通じて、多くのお客様に安心感を与えることができるものと確信しております」とコメントしている。