車が浸水したらどうする? 「豪雨災害」増加の今、学ぶべき対処法とは
いつ豪雨に遭い、走行中に冠水に見舞われるとも限らない。ということで今回は、いざというときに備え、車が浸水したときにどうしたらいいのか。
大雨で走行不能になる原因

冠水した道路を、水しぶきを上げながら進む車の映像をよく目にする。その一方で、道路が立体交差するアンダーパスの冠水路にうっかり突っ込んで車が止まったという話も聞く。ではそもそも、どこまで水に漬かると車のエンジンは停止するのだろうか。
エンジンが止まる原因は、主にふたつある。
・エアクリーナーの冠水
・マフラーの冠水
だ。
エアクリーナーとは、エンジンに取り込む空気をろ過するフィルターだ。このエアクリーナーが入ったボックスが冠水すると、燃焼に必要な空気を取り込むことができなくなるため、エンジンが止まる。
エアクリーナーボックスは通常、ボンネットのなか、エンジン本体の近くにある。車種によって配置場所が異なるため、事前に自車のエアクリーナーの位置を確認しておくのもよいだろう。
また、マフラーの出口が水でふさがれてしまった場合にもエンジンが止まる。排ガスが過度な圧力でたまってしまい、新たにガソリンを燃焼させることができなくなってしまうからだ。勢いよく排ガスが排出され続けていれば走れるものの、一度止まると水がマフラーから進入してしまう。
以上をまとめると、冠水した道路を走る際は、
・吸気口から内部に水が入らないよう、水しぶきを上げずにゆっくり走る
・排ガスを排出させ続けるためにブレーキを踏まずに走り続ける
ことが重要となるようだ。