「運転代行」ビジネスが抱える致命的な欠陥 「呼んでもなかなか来ない」を解決するために必要な3つの対策とは

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年間1250億円以上といわれる運転代行業界の市場規模。同業界の抱えた課題とその対策とは。

代行運転業に必要な三つの対策

運転代行サービスを利用できなかった(しなかった)経験がある一般ドライバー306人の理由。2012年調査(画像:国土交通省)
運転代行サービスを利用できなかった(しなかった)経験がある一般ドライバー306人の理由。2012年調査(画像:国土交通省)

 また、運手代行業者に対する不信感もある。

 ここでも先の調査結果を見ると、おおむね調査対象の半数で

「料金体系がよくわからないのが不安」

と答えている。

 そこに利用経験の有無は関係ない。さらに、その業者が

「優良業者なのかがよくわからない」

のが不安という意見も一定数存在しており、運転代行業における問題の縮図となっている。

 これらの基本データと調査結果を総合的に検証し、今後の対策を求めるとすれば、次のような対策案が考えられる。

1.代行運転者と随伴車の効率的な運用と配車までの待ち時間の短縮
2.料金体系の明朗化と事前案内の周知徹底
3.関連業界団体などによる優良業者認定制度の導入

 これらのなかで「1」については、既に一部の業者において、スマートフォンアプリを使っての

・予約
・配車
・リアルタイムでの運行情報の提供

などが行われている。これは稼働している代行運転者と随伴車の総数に対して

「代行依頼が多すぎる」

などの状況を除けば、相応の改善効果は望めるだろう。

 アプリ上で依頼内容に対しての料金概算なども表示すれば「2」の問題も解決できる。料金については、随伴車にタクシーのような料金メーターを装着すべきという意見もあるが、これには法的整備が必要であることからまだ検討段階を出ていない。

「3」の優良業者の認定については、全国運転代行協会などによる積極的なアプローチと善処を望みたいところである。

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