子育て世帯の最強助っ人? 「MaaS」という名の、希望に満ち満ちた移動サービスとは
2018年から注目されるも、世間の認知度がまだ低い「MaaS」。その可能性はいかほどか。子育て世代の救世主になりえるかもしれない。
子ども向け送迎サービス実験も実施

家族のあり方が多様化するなか、共働き世帯が増加傾向にある。そのため、子どもの習い事の送迎対応が親の働き方や日常生活に大きな影響を与えている。
この問題を解消するには親が働き方を変える必要があるため、
「送迎ができないから習い事に通わせるのを諦める」
という家庭も少なくないだろう。MaaSはこのような身近な悩みの助けになれる可能性も秘めているのだ。
例えば2023年3月、横浜市ではスタートアップ社会実装推進事業の企画として、習い事などにおける子どもの送迎を支援するサービスの走行実験が実施された。これは、各家庭のリクエストにあわせて乗り合いバスが走行するという子ども専用の相乗りサービスである。
予約や決済、ルート確認、予約状況の確認など、全ての操作をスマートフォンで行い、車両の運行状況や位置情報の把握もできる。子どもが乗降したタイミングで保護者のスマートフォンに通知が届くので、子どもがちゃんとバスに乗れているかも確認ができて安心だ。
また本サービスではバスに子どもが置き去りになることがないよう、座席最後部にQRコードを用意し、それをドライバーが読み込まないと終業できないというシステムを採用。子どもの置き去り防止への対策も万全となっている。