台湾・スターラックス航空、2月売上前年比20倍 大躍進の裏にあった御曹司の“復讐劇”とは
台湾を拠点とするスターラックス航空の2月の売上高は、前年同期比20倍となる約62億円に到達した。2018年設立の同社、いったいどんな企業なのか。
新型コロナ終息で売上高上昇

昨今、台湾のインターネットでは「スターラックス航空を買った?」が合言葉になっていた。もちろん、航空券を買ったかどうかの質問ではなく、株に関する質問だ。
スターラックス航空はこのたび、2023年2月の収益報告を公表した。新型コロナウイルスの終息による恩恵を受けて、売上高は13億7000万台湾元(約62億円)に到達。前年同期比20倍に成長した。
2023年1月の売上高は、過去最高の15億2000万台湾元に達した。この爆発的な成長に伴い、株価は2月14日から急上昇。わずか5日間で跳ね上がり、19.55元から最高50.5元まで伸びた。
エバー航空元代表が設立

スターラックス航空は、エバー航空の元代表取締役である張国イ(イ=火へんに韋)氏によって2018年に設立され、2020年に正式に運営を開始した。
新型コロナウイルスの影響を受け、スターラックス航空は設立当初、逆境でのスタートを切った。2022年第3四半期までに111億元の累積赤字を計上しており、企業の資本金181億元の半分を超えた。それでもスターラックス航空は自社のポジショニングを守り、高品質・高価格帯の航空サービスを追求している。
現在、スターラックス航空は
・ダナン
・ホーチミン市
・マカオ
・ペナン
・クアラルンプール
・バンコク
・東京
・大阪
・福岡
・札幌
・沖縄
・シンガポール
・マニラ
・ハノイ
・セブ
など、15都市に向けた航路を開設し、航空輸送サービスを提供している。