滋賀県内最大規模のマルチテナント型物流施設「CREDO滋賀竜王」開発に着手　クレド・アセットマネジメント

2025年6月完成予定

　不動産の取得、開発、運営などのコンサルティングを行うクレド・アセットマネジメント（東京都港区）は3月15日、滋賀県竜王町で、大規模物流施設「CREDO滋賀竜王」の開発に着手したと発表した。滋賀県内で最大規模のマルチテナント型物流施設で、2024年4月着工、2025年6月末の完成を予定している。

「CREDO滋賀竜王」は、名神高速道路「竜王インターチェンジ（IC）」に隣接し、近畿、中部、北陸エリアを結節する広域配送の拠点として利用可能。国道1号、8号にも近く、県内および京都・大阪エリアへの配送にも適している。竜王IC周辺は、製造業、物流業などが集積しており、今後も産業拠点として成長が期待されるエリアだ。

　敷地面積は約6万7000平方メートル。鉄骨造り、地上3階建てで、延べ床面積は約6万4000平方メートル。物流業界ではいわゆる「2024年問題」で、ドライバーの働き方改革や人手不足への対応が課題とされているが、「CREDO滋賀竜王」は、十分なトラック待機スペースを備えるなど、中継輸送へのニーズにも対応。太陽光発電システムを導入し発電電力の一部を館内で利用することで、テナントの再生可能エネルギーの利用を可能にするとともに、電気料金負担の軽減を図る。電気自動車（EV）充電設備も導入する。