首都圏外側の環状線! 「圏央道」の超効果的な利用法をご存じか

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圏央道の利便性は高いため、行動範囲が格段に広がる。

高速道路への移動が快適スムーズ

道路(画像:都野塚也)
道路(画像:都野塚也)

 圏央道最大のメリットは、

・東名高速道路(以下、東名)
・中央自動車道(以下、中央道)
・関越自動車道(以下、関越道)
・東北自動車道(以下、東北道)

のような首都圏起点の高速道路から、高速道路への移動がスムーズな点だ。

 首都高や東京外環自動車道(外環道)を使っても移動できるが、自分の位置や交通量の状況によっては、圏央道を利用した方がいいときがある。圏央道は都心から40~60kmの範囲を結んでいるため、都心方面に入らず、路線から路線の接続ができるのが魅力だ。

 首都圏から地方へ向かうときに、自分の沿道以外の高速道路路線を利用する場合、圏央道を絡めたルートを選択することが多くなる。そこに圏央道を活用する価値がある。

 圏央道を利用することで高速道路のネットワークが拡大し、車での行動範囲はかなり広がるため、上手に利用してさまざまなところへ行ってみることをおすすめする。

首都圏郊外から郊外へのドライブにもおすすめ

圏央道。高尾山IC周辺にある高尾山山頂からの景色(画像:写真AC)
圏央道。高尾山IC周辺にある高尾山山頂からの景色(画像:写真AC)

 圏央道は、首都圏郊外から郊外への移動にも便利である。つまり、首都圏内の行動範囲も広がるのだ。首都圏郊外には魅力的なスポットが多くある。

 東名との接続点周辺は、成長めざましい神奈川県海老名市で商業施設が数多くある。中央道の接続点である八王子市は高尾山、その先のあきる野市はサマーランドなどのレジャー施設がある。

 埼玉県の入り口である入間市にはアウトレットがあり、関越道との接続点である鶴ヶ島市へとつながる。現状、東北道や常磐自動車道、東関東自動車道ともつながっている。

 圏央道の各ジャンクション周辺は商業施設や観光スポットが多いため、このようなスポットを巡るためには、首都圏の郊外から郊外へ圏央道を活用するとスムーズだ。

 また、首都圏と関東圏の商業施設や観光スポットを巡る際、「圏央道 + 他路線」を組み合わせることで、さまざまな場所へアクセスしやすいのも事実である。

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