「JR東日本パス」ネットで話題も 「有効期間3日」はさすがに短すぎだ、古参ファンが考えた妙案とは
12月26日、「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」がツイッターで話題となった。そのコスパに賞賛の声が集まっているが、本当にそこまで魅力的なのだろうか。
周遊券的なるものの復活を

筆者が「JR東日本パス」より求めたいのは、かつて発売されていた周遊券のようなものだ。
例えば「東北ワイド周遊券」は、周遊区間内で乗り放題、有効期間は
「10日(20日だった時期もあった)」
という便利な切符だった。有効期間が長ければ、その分だけあちこち訪れてみる人は増えるだろう。3日間ではどうしても、最初に決めた旅程に縛られて、旅の醍醐味を味わえない。
もうひとつ求めるなら、今後こうした企画を行うなら、乗客の利便性をアップさせるために
「臨時で夜行」
を走らせたほうがいい。ワイド周遊券全盛期には多くの急行や夜行列車が走っており、移動も楽だった。また、夜行列車の利点を生かして、寝ながら移動して宿代を節約できた。「JR東日本パス」は新幹線に乗車できる点で便利かもしれないが、やはり寝ているうちに移動できる夜行に比べて利便性が劣る。
ちなみにワイド周遊券時代、上野発青森行きの急行「八甲田」が利用できたため、繁忙期は人気で、臨時列車も多く設定されていた。やはり「JR東日本パス」では物足りない。次回の企画は「復活ワイド周遊券」しかない。鉄道ファンの皆さんは、いかがお考えだろうか。