青春18きっぷより断然おトク! 私鉄OKの「JR観光パス」、でも使い倒すのは超ハードだった?
JR西日本が提供する、瀬戸内エリアの観光ナビサービス「setowa」。2022年4月から購入できる周遊パスは、割安感が高く注目を集めそうだ。実際、どの程度“使い倒す”ことができるのか?
瀬戸内エリアで4月から周遊パス

新型コロナウイルス感染拡大で沈んだ、旅行需要復活の起爆剤になるのか――。
感染者数の減少を見込んで各地で、観光客誘致のための施策が実施される中、JR西日本では「せとうち観光ナビ『setowa』」を軸にしたキャンペーンを打ち出している。
「setowa」は瀬戸内海周辺エリアの観光をナビゲートするサービスで、スマートフォンのアプリやウェブサイト利用できる。エリア内の話題のスポットなどを紹介する機能を見ると、旅行情報アプリのように思えるが、実はそうではない。
このアプリだけで新幹線やレンタカー、ホテルの予約などエリア内の観光に必要な全てを一つのアプリで行うことができるのだ。
さらに目を引くのはアプリ限定で購入できる限定の周遊パスの存在。4月から利用可能な周遊パスには次のものが告知されている。
・岡山ワイドパス
エリア:岡山県全域(広島県の山陽本線三原駅まで含む)
有効期間:3日間
価格:4200円(大人)
・(ICOCAでGO)岡山ウエストパス
エリア:山陽本線岡山駅~三原駅間及び、伯備線備中高梁駅まで、など
有効期間:2日間
価格:3200円(大人)
・広島ワイドパス
エリア:広島県全域(山陽本線岩国駅までを含む)
有効期間:3日間
価格:4600円(大人)
・山口セントラルパス
エリア:山口県の山口・秋吉台・萩周辺
有効期間:2日間
価格:3500円(大人)