2022年「新車リース年間ランキング」発表! 1位はホンダの軽自動車、2位はダイハツ製

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ナイルが、2022年「年間新車リース車種ランキング」を発表。N-BOXが1位に輝いた。一方、伸び率1位はハイゼットだった。

ランキング上位は軽自動車の割合高め

ホンダ「N-BOX」(画像:ホンダ、ナイル)
ホンダ「N-BOX」(画像:ホンダ、ナイル)

 個人向けカーリースサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」(以下、定額カルモくん)を提供するナイル(東京都品川区)は12月20日、2022年の「年間新車リース車種ランキング」を発表。N-BOX(ホンダ)が1位に輝いた。一方、伸び率1位はハイゼット(ダイハツ)だった。

 調査期間は、2022年1月1日から2022年11月30日まで。対象多種は期間内に「定額カルモくん」で契約が行われた車種。ランキング結果は、

・1位:N-BOX(ホンダ)
・2位:ミライース(ダイハツ)
・3位:ハスラー(スズキ)
・4位:スペーシア(スズキ)
・5位:タント(ダイハツ)

となった。

 また、ナイルによるランクイン車種の解説は次のとおりだ。

●N-BOX(ホンダ)
「N-BOXの人気は、今年も相変わらず高い結果となりました。広い室内空間、スライドドアの利便性などから、軽自動車のスーパーハイトワゴン人気が続いていますが、N-BOXはスペーシア(スズキ)、タント(ダイハツ)、ルークス(日産)といったライバルに差をつけています。ホンダのブランド力に加えて、2020年末にマイナーチェンジ、21年末にも一部改良を行うなど、現行型の発売から5年以上たっても高い商品力を維持している点が高く評価されている理由だと考えられます」

●ミライース(ダイハツ)
「2位には、ミライース(ダイハツ)がランクインしました。ミライースは、定額カルモくんの中で最も安い価格で月額料金1万1830円から利用できること、また安さを感じさせないシャープなデザインの内外装であることから、人気を集めています。燃費の良さにも定評があり、先進運転支援も多くのグレードで標準装備と、安心感につながっています」

●ハスラー(スズキ)
「3位は、軽自動車のクロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)の先駆として、前モデルから人気のあったハスラー(スズキ)。2019年にデビューした2代目の現行型も、そのコンセプトを引き継ぐデザイン性の良さ、見かけだけではない走破性の高さなどで市場から高い支持を得ています。ライバルのタフト(ダイハツ)が前席重視の設計なのに対して、ハスラーは後席にも配慮が行き届いている点が好印象です」

●スペーシア(スズキ)
「4位にはスペーシア(スズキ)がランクイン。家族用に見られがちなスーパーハイトワゴンですが、スペーシア(スズキ)はスーツケースをモチーフにしたかわいらしい内外装で、広く人気を集めています。定額カルモくんの契約者でも女性比率が高いのが特徴です。2022年5月度の軽自動車販売ランキングでは、初めて王者N-BOXを上回り1位を獲得しています」

●タント(ダイハツ)
「5位には、軽自動車スーパーハイトワゴンの元祖であるタント(ダイハツ)がランクインしました。独自のセンターピラーレスのミラクルオープンドアなど、ユニークさで根強い支持を得ています。2022年の秋にはマイナーチェンジを受け、クロスモデルの「ファンクロス」を追加している点にも注目です」

 また、2021年からの契約伸び率が一番高かったのは、ハイゼット(ダイハツ)だった。2021年の12月に、16年ぶりのフルモデルチェンジをしたことが一番の要因だと考えられる。また、ライバルのエブリイワゴン(スズキ)がフルモデルチェンジから7年経過していることも、ハイゼットを後押しする結果となった。

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