日本の自動車税は異常! 負担は欧米諸国に比べ「最大31倍」、穏健な一般ドライバーこそ怒る時ではないのか

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JAFが10月の「自動車税制に関するアンケート調査」で、自動車税制について怒りの叫びを発している。

ほぼ全ユーザーが自動車税制に不満

自家用乗用車にかかる年間の税金に関するアンケート結果(画像:日本自動車連盟)
自家用乗用車にかかる年間の税金に関するアンケート結果(画像:日本自動車連盟)

 JAFはこれに対して「使用実態を顧みない一律の重課は合理性・公平性を欠く」として、

「自動車の平均使用年数や平均車齢は年々長くなる傾向にあります。これは、自動車の耐久性や品質の向上、ならびに1台の車を長く大切に使うという意識面の変化が関係していると思われます。また、新車が環境性能等に優れていることはわかっていても、経済事情から買い替えが困難という自動車ユーザーが少なくないことも要因の一つと考えられます」

 と提言している。

 ちなみに本アンケートでは約13万人の自動車ユーザーから回答を得ている。結果は、

・非常に負担に感じる:65.8%
・負担に感じる:26.9%
・やや負担に感じる:5.8%

となり、合計98.5%のユーザーが

「重い税負担に喘いでいる」

と回答した。対して「あまり負担に感じない」が0.9%で「負担に感じない」は0.2%の合計1.1%、「どちらともいえない」の0.4%を除けば、ユーザーのほぼすべてが現在の二重、三重にも及ぶ自動車税制に納得していないといって差し支えないだろう。

 また同アンケートでは、94.1%のユーザーが「現行の自動車税制を見直して自動車関係諸税の負担を軽減すべき」と回答している。先の二重課税はもちろん、不可解な重課措置、道路特定財源の一般財源化により事実上の課税根拠を喪失している自動車重量税、そしてガソリン税等にいつまでも上乗せされている「当分の間税率」と、生活必需品であることを逆手にとって何もかも課税対象にしている日本、それどころか二重、三重の課税で「課税対象を課税対象」にしている。ユーザーの不満は当然である。

「不可解な二重の課税形態
・自動車税又は軽自動車税…車両排気量に応じて(軽自動車は一律定額)
・自動車重量税………………車両重量に応じて(軽自動車は一律定額)
これは、「似かよった趣旨の税金が2種類同時にかけられる」という、他に類を見ない不可解な課税形態です」

JAFも以上のように疑問を呈している。

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