伊藤忠都市開発 マルチテナント型物流施設を新たに埼玉・愛知で開発

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伊藤忠都市開発と伊藤忠商事が、埼玉県加須市と愛知県春日井市で、マルチテナント型物流施設を共同で開発する。

埼玉県加須市と愛知県春日井市に物流施設

「アイミッションズパーク」のロゴ(画像:伊藤忠都市開発)。
「アイミッションズパーク」のロゴ(画像:伊藤忠都市開発)。

 伊藤忠都市開発は2021年4月14日(水)、伊藤忠商事と共同で、埼玉県加須市と愛知県春日井市で、マルチテナント型物流施設を開発すると発表した。

 加須市に新設する「アイミッションズパーク加須」(仮称)は、東北道の加須ICから約2.5kmの豊野台テクノタウン工業団地内に位置しており24時間稼働が可能。東北道や圏央道を使って関東・東北への配送にも適している。徒歩圏内にバス停もあり通勤や雇用確保の面でも優位性があるという。

 敷地面積は約7293平方メートル、建物は鉄骨造・地上3階建で延床面積は約1万1056平方メートル(予定)。2021年10月に着工し、2022年10月に竣工予定。

 春日井市に計画している「アイミッションズパーク春日井」(仮称)は、東名高速の春日井ICから約5kmの場所に位置し、国道19号で名古屋市中心部へのアクセスも良好。中部有数の物流集積地である小牧エリアが近くにあり、さらに周辺は住宅を含む市街地であるため雇用確保も有望という。

 敷地面積は約7115平方メートル、建物は鉄骨造・地上4階建で延床面積は約1万4496平方メートル(予定)。2022年3月に着工し、2023年3月に竣工予定。

 伊藤忠都市開発は2021年4月現在、物流施設を3施設運営しており、さらに今回の2施設を含む7施設の開発計画を進めている。