鉄道ファン以外も歓喜? JR東日本が「新幹線ホットコーヒー」を復活させたワケ

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新幹線でのホットコーヒーの販売が復活している。JR東日本とJR東日本サービスクリエーションが10月5日、発表した。その背景には何があるのか。

売り上げが減少した原因とは

車内販売のイメージ(画像:写真AC)
車内販売のイメージ(画像:写真AC)

 車内販売の売り上げが減少した原因のひとつは、コンビニの台頭だ。コンビニで商品を購入してから乗車する客が増えたため、商品数の限られた車内販売の需要は落ち込んだ。

 さらに「駅ナカ」の充実もきっかけとなった。東京駅の場合、八重洲口の大丸の地下は弁当類が充実しており、2007(平成19)年に商業施設「グランスタ」が開業したこともあり、購買の選択肢が著しく増えた。こうしたことから、在来線特急は長距離を走るにも拘わらず、車内販売を廃止している。

 例えば、新大阪(京都発もあり)~新宮間を走るJR西日本の特急くろしおは片道約4時間半を走るにもかかわらず、車内販売はない。かつては京都~新宮間の全てで販売されていたが、その後、新大阪~白浜間に縮小され、2015年に全面廃止となった。

 さまざまな事情はあれど、乗客はサービスが低下したイメージを受けるだろう。一度乗車すれば、車内には飲み物の自動販売機しかないため、弁当を買いそびれば、長時間空腹での移動を余儀なくされる。

 筆者(昼間たかし、ルポライター)は

「もう少し食べものを買っておけばよかった」

という後悔を、くろしおのほか、

・南風
・しなの
・宗谷

などでたびたび味わっている。

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