丸紅ベンチャーズ、国際物流プラットホームを手がけるWillboxに追加出資 国際物流のDX促進事業を支援
丸紅ベンチャーズが、Willboxの実施したシリーズAラウンドの資金調達で追加出資したことを発表した。
総額約7億円を調達

丸紅ベンチャーズ(東京都千代田区)は10月24日、国際物流プラットホーム「Giho」を運営するWillbox(神奈川県横浜市)が実施したシリーズAラウンドの資金調達で、追加出資したことを発表した。
Willboxは今回のシリーズAラウンドで、さらなる事業成長を目的に総額約7億円を調達した。また、既存投資家であるSMBCベンチャーキャピタルがリード投資家となり、同じく既存投資家の三菱UFJキャピタルと丸紅ベンチャーズ、ANOBAKAに加え、 新規投資家として米Salesforce Ventures、台湾のGolden Asia FundIII、みずほキャピタルが参加した。
調達した資金をもとに、Willboxは、顧客基盤の拡大に向けたサービス開発を加速するとともに、国内拠点の充実と台湾における事業立ち上げを進める予定だ。
2019年に設立されたWillboxは、調達した資金をもとに事業を加速させ、Gihoの利用者である荷主企業は85社まで増加、物流事業者の登録は160社を越えている。また、丸紅ベンチャーズは、丸紅のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)として、2019 年6月の設立以来、既存の枠組みを超えるイノベーションの促進と新事業創出を目的として、アーリーステージのスタートアップ企業を中心に国内外で投資活動を行っている。今後も、Willboxの事業拡大を継続的にサポートする。