電気で飛ぶ「商用飛行機」リリース間近! 米ベンチャー企業が開発、内燃・バッテリーのハイブリッドを見よ
米ベンチャー企業が、内燃機関とバッテリー&モーターの併用というハイブリッド機関をその動力に導入した、航空機の具体化と長距離飛行のデモンストレーションに成功した。フル電動化に向けた足掛かりとして期待される。
より大型の航空機の開発も視野

スカイマスターベースのエレクトリックEELの場合、燃費節約率は同じく50%から70%、ランニングコストは25%から50%とさらに経済性に優れているのが特徴である。
現状で完成している機体はこの2機種だが、将来的には航続距離が長くペイロードも大きな商用民間航空機を含む、より大型の航空機の開発も視野に入れている。
具体的にはデハビランド・カナダDHC6ツインオッターをベースとした四発機が計画されている他、さらなる未来計画としては後部にダクテッドファンを装備したオリジナル機の完成を目指しているという。
アンペイアが手掛けるハイブリッド航空機は、まずセスナ・グランドキャラバンをベースとしたエコキャラバンが2019年に初飛行して以来、2022年4月には、エコキャラバンと続いて完成したエレクトリックEELの本格的な実用試験が始まり、いずれも2024年の滞空証明取得と商用機として実用空路への投入が予定されている。
なおエレクトリックEELは2022年7月にはカリフォルニア州モハーヴィからウイスコンシン州オシコシまでの1880マイルを2日間掛けてノントラブルで飛行、この間ノンストップで飛行した最長距離は1150マイルに達した。
この長距離チャレンジの目的は毎年オシコシで開催されている大規模な航空見本市であるEAAエアベンチャーへのエントリーであり、現地では革新的なハイブリッド機として大きな注目を集めたという。