電気で飛ぶ「商用飛行機」リリース間近! 米ベンチャー企業が開発、内燃・バッテリーのハイブリッドを見よ

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米ベンチャー企業が、内燃機関とバッテリー&モーターの併用というハイブリッド機関をその動力に導入した、航空機の具体化と長距離飛行のデモンストレーションに成功した。フル電動化に向けた足掛かりとして期待される。

ベストセラー機にハイブリッドメカ組み合わせ

アンペイア社(画像:Ampaire)
アンペイア社(画像:Ampaire)

 アンペイア社は、既存のレシプロ/ターボプロップ航空機をディーゼルハイブリッドにアップグレードすることで、広範囲に活動できる民間航空輸送にも対応する上で、最も迅速かつ効率的なアプローチを行っている。

 現時点で完成している機体は、セスナ208Bグランドキャラバンおよびセスナ337スカイマスターという過去に製造された機体をアップグレードしたハイブリッド航空機というもの。

 それぞれ「エコキャラバン」、「エレクトリックEEL」とネーミングされている。

 グランドキャラバンは1982年に初飛行したセスナ208Aキャラバンの性能向上型であり、ターボプロップ単発の輸送機として世界的に高い信頼を得ているベストセラー機。同じくセスナ・スカイマスターはさらに古く、原型は1961年に初飛行したセスナ336スカイマスターというもの。

 この機体はキャビンの前後にエンジンを装備した串型双発機であり、レシプロ機でありながら性能向上型はターボチャージャーを装備するなどの改良を重ね、パワフルな小型機としてこちらもベストセラーとなった。

 アンペイアのハイブリッド機は、これらの機体のエンジンをドイツのRED製の最新鋭航空機用ディーゼルターボに換装、ハイブリッドメカを組み合わせたもので、グランドキャラバンベースのエコキャラバンの場合で、燃費をおおむね50%から70%、ランニングコストを25%減らすことができるというもの。

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