商品値上げの戦犯扱い! 生活と切り離せない「物流」が、それでも重要国策と位置付けられないナゾ

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われわれの生活基盤そのものを担う物流。しかし、国策という観点から考えると、その位置づけは十分なものと言えるかには疑問が残る。

ロジスティクスが最低限の出発点

物流のイメージ(画像:写真AC)
物流のイメージ(画像:写真AC)

 もはや物流管理視点ではなく、再出発のラインはロジスティクスである。

 それを企業間連鎖とするサプライチェーン・マネジメントにつなげ、そして戻りの物流や環境対応としてのグリーン・ロジスティクスもある。

 当然グローバルな広がりとなり、マーケティングやマーチャンダイジング(商品計画)といった関連する領域のことも学ばなければならない。

 ロジスティクスとは兵站(へいたん)活動であり、企業戦略そのものである。

 政府主管部門も多岐にまたがり、食糧安保で1次産品が加われば農林水産省、人材育成面では文部科学省の力も必要になる。

 そして各業界団体は単なる助成金の受け皿ではなく、物流および各業界の地位をどう引き上げられるかが使命となる。

 物流インフラが国土交通省で、経済運営の中のさらに物流が経済産業省ということであれば、ロジスティクスにはなかなか進めない。

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