なぜ「長距離ドライブ」で、子どもの7割が突如として不機嫌に陥るのか?

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子育て世帯300人調査で68.3%が「車は必要」と回答。移動中の不機嫌発生率66.1%、ヒヤリハット63.6%という現実の中、車内は単なる移動手段を超え、家族の時間と安全を支える“生活空間”へと進化している。

2時間の壁を突破する車内環境

家族のドライブ事情(画像:本田技研工業)
家族のドライブ事情(画像:本田技研工業)

 本田技研工業がふたり以上の子どもを持つ30代の男女442人を対象に行った調査では、ドライブを始めてから

「2時間以内」

に子どもの機嫌が悪くなる割合が、合わせて66.1%に達した。内訳を見ると2時間以内が43.3%、1時間以内が22.8%となっている。また、道中で子どもの気持ちが落ち込むことがよくあるしばしばあると答えた人は、計65.2%にのぼる。

 その理由をひも解くと、目的地に届かない不満が72.1%と最も多く、長時間の乗車による疲れが46.3%、車内の狭さが32.4%と続く。2時間の壁や空間の制約をどう乗り越えるかは、移動の質を左右する大きな論点だ。具体的な備えとして、愛媛トヨタのウェブサイトでは、後ろの席で使えるモニターやタブレットを固定する品、DVDプレーヤーなどの活用を紹介している。

 実際のアンケートでも、動画やDVDの視聴が53.6%で最多となり、音楽が49.0%、お菓子が48.4%、会話が39.2%と、いくつもの手法が並ぶ。車内の環境を整える製品が求められる背景には、道中の平穏を守るためなら、多少の出費もいとわない利用者の思いがある。こうした要望に応える周辺機器や内装の工夫は、車そのものの価値を高める材料になっている。

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