「ガソリン代のために、食費を削る……」 毎日クルマを使う層の48%が突きつけられた、“逃げ場なき家計圧迫”
パーク24調査で、毎日運転層の48%が「変えたいが変えられない」と回答。ガソリン平均167円40銭、心理的限界150円超が常態化し、家計を圧迫するカーライフの実態が浮かぶ。構造が浮き彫りに。家計圧迫の実態。
未来の分岐点

ガソリン価格が政府の補助金によって167円40銭に抑えられている現状は、決して平穏なものではない。前述のとおり10年前に「130円以上」で高いと感じていた人が多数いた事実に照らせば、いまや「150円以上」でなければ高いと感じないという変化は、重いコストを無理やり受け入れさせられている証拠だろう。
170円という目標価格が補助金で維持されている間は、多くの人が食費を削り、暮らしのあちこちを切り詰めることで、かろうじて車を動かし続けるに違いない。だが、公的な支えが途切れた瞬間に、200円を超える本来の市場価格という現実が、容赦なく襲いかかってくる。車を守るために生活の質を落とし続ける日々は、もはや長くは続かないはずだ。
いまの住まいや働き方を守りながら車を使い続けることが、本当にこれからも成り立つのか。私たちはその問いを、真正面から受け止めるべきではないか。数円安いスタンドを探すような切実な努力だけでは、この先にある大きなうねりを乗り切ることは難しい。
車を手放して別の生き方を選ぶのか、それとも生活のすべてを投げ打ってでも車を使い続けるのか。その決断を下すべき時は、すぐ目の前まで迫っているように思えてならない。