もはやタクシーも「分業化」の時代? 「配車」「点呼」の完全分離が促す業界再編とは
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タクシー・ライドシェア業界で、国交省認定の遠隔点呼システムが普及しつつある。電脳交通やGOのクラウド型点呼が、乗務員の安全確保と内勤負担軽減を実現し、業務効率化競争に火をつける。
分業が生む効率

刃物はほとんどの場合、分業体制で効率的に生産されている。金属をプレスする業者、加熱処理を行う業者、研磨する業者と、工程ごとに異なる業者が担当するのだ。
同様の動きが、タクシーやライドシェア業界でも進みつつある。オムロン傘下のオムロンソーシアルソリューションズ(OSS)が提供するライドシェアサービス「meemo」では、業務の一部である点呼を電脳交通(徳島県徳島市)が請け負う。
電脳交通が担当するのは、点呼業務「だけ」である。しかし、この限定的な業務委託が、タクシーやライドシェア業務の根本的なDX化につながる可能性がある。