東京メトロ「クレカ乗車」全面導入へ――他社管理駅で使えない“乗り入れの限界”とは

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2026年春、東京メトロ全線でクレジットカードのタッチ決済が可能となる。既存のICカードに匹敵する利便性を提供する一方、他社管理駅対応は未整備。首都圏私鉄やクレカブランドの協調、国の関与が都市型MaaS実現のカギとなる。

東京メトロの回答

2025年6月時点での東京メトロのタッチ決済・QR対応自動改札機設置駅(画像:東京メトロ)
2025年6月時点での東京メトロのタッチ決済・QR対応自動改札機設置駅(画像:東京メトロ)

 東京メトロは、この他社管理駅でのタッチ決済対応にどのような対策を講じようとしているのか。筆者は広報部広報課に直接メール取材を行った。以下は質問と回答である。

Q.このタッチ決済乗車は、半蔵門線や日比谷線などの他社管理の9駅は対象外とのこと。この他社管理駅でのタッチ決済乗車対応が今の時点で見送られている理由を、できるだけ詳しくお聞かせください。

A.他社様での導入可否や導入状況、また、他社様で管理している駅へのタッチ決済対応改札機の設置状況については、当社ではお答えできかねます。

Q.現実問題、改札入口でクレカタッチ決済を使った乗客が他社管理駅へ向かってしまうことが考えられます。もしも他社管理駅に到着した頃合いで「この駅はタッチ決済乗車の対象外」ということをその乗客が知ってしまった場合、その後の清算はどのように行えばいいのでしょうか?

A.本サービスの詳細は、決まり次第あらためてホームページ等でお知らせいたします。

これらの回答から、現時点では東京メトロと他の鉄道事業者との連携や調整はほとんど進んでいないと解釈できる。

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