212億円損失で直訴! 英自動車部品CEOが「ガソリン車禁止撤廃」を求めたワケ

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英国の自動車産業はEV移行で混乱し、ダウライス社は2024年に212億円の損失。中国の急拡大、米国の減速、日本の鈍化と世界各地で普及ペースが分かれるなか、150兆円投資のGX2040で電動化は加速するのか。

米EV市場の失速懸念

EUのイメージ(画像:Pexels)
EUのイメージ(画像:Pexels)

 EV分野でトップを走る中国では、依然としてEVの普及が進んでいる。しかし、現在の販売台数増加はEV補助金と低価格競争による側面も強い。この先も同じペースで普及が進むかは不透明だ。

 一方、米国ではEV販売の減速が見られる。米調査会社コックス・オートモーティブが8月6日に発表した2025年4~6月期の米EV販売台数は、前年同期比で約6%減少した。

 トランプ政権はEV購入促進の優遇税制を廃止しており、米国市場でEV縮小傾向が進む可能性もある。米EV市場で首位を走るテスラの販売台数は約13%減の14万3535台にとどまり、シェアも約50%から46.2%に低下した。競争力の陰りも指摘される。

 EUと同様、日本も2035年までに乗用車の新車販売を電動車100%にする目標を掲げている。しかしEV普及は鈍化している。日本自動車販売協会連合会のデータによると、2023年の新車販売に占めるEVの割合は1.66%、2024年はさらに1.35%に低下した。

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