中古車店「倒産ラッシュ」の裏側! 過去最悪ペースで中小が消えるワケ 3年で6000億成長なのになぜ?
中古車業界は2024年に市場規模が4兆8285億円に達し堅調な成長を示す一方、倒産件数は前年同期比約1.5倍の50件に増加し、資金繰り悪化の中小業者が淘汰されている。新車納期遅延による中古車需要の高まりが価格を押し上げるなか、販売店の信頼性や資金管理の重要性が一層増している。
小規模業者の倒産9割超

東京商工リサーチの調査によると、2024年度の中古車業界の倒産件数は97件に達した。内訳を見ると、小規模業者の倒産が圧倒的に多い。倒産した業者のなかで最大規模は、かつて多くの問題を起こした旧ビッグモーターである。しかし、件数ベースでは従業員5人以下の小規模業者が87件と約9割を占めている。
倒産の主因は販売不振で、8割以上を占める。財務悪化による資金繰りの困難が背景にある。こうした状況のなか、代金を支払ったのに納車されないトラブルも増加している。中古車購入では、車両選定だけでなく、販売店の信頼性の見極めがますます重要になっている。
最も安心できるのは
・大手中古車業者
・ディーラーの中古車サービス
だ。豊富な在庫と支払い・納車の確実性が強みである。一方で中小販売店にも一定のメリットがある。価格がやや安価であったり、点検整備や車検を身近な店舗で受けられる利便性などが挙げられる。ただし、代金支払いに関しては慎重になる必要がある。前金や頭金はやむを得ないにせよ、納車前に一括支払いを求められる場合は警戒すべきだ。
中古車購入は多くの人にとって大きな出費である。販売店選びは慎重を期すべきであり、信頼できる情報源としてWebやSNSも活用しながら判断するしかない状況である。