中部北陸9県が観光DXに本腰! ナビタイムジャパンが中央日本総合観光機構と協定締結、データ利活用で

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ナビタイムジャパンと中央日本総合観光機構が「観光地域づくり」などを掲げて、協定を締結した。何が目的なのか。

目指すは「滞在時間延長」「消費単価増加」

中央日本総合観光機構とナビタイムジャパンが「連携事業の実施に関する協定」を締結(画像:ナビタイムジャパン)
中央日本総合観光機構とナビタイムジャパンが「連携事業の実施に関する協定」を締結(画像:ナビタイムジャパン)

 具体的な仕様は、中央日本エリア内の観光スポットや予約可能な宿泊施設・体験コンテンツを1元管理できるシステムを構築した。このシステムには、旅行者が行きたいスポットやコンテンツをブックマークするだけで自動的に旅程が作成され、あわせて、コンテンツの予約、決済まで一貫して行えるサービスを実装化している。

 本プラットホームにより、中央日本エリア内での広域周遊促進および滞在時間延長を目指し、エリア内の消費単価増加、地域の活性化につなげる。

 中央日本総合観光機構とナビタイムジャパンは、中央日本エリアのさらなる地域活性化を図るとともに、エリアで培った観光地域づくりおよび観光における社会課題解決手法を全国に波及させていくことで、中央日本エリアを起点とした全国レベルの広域周遊観光が創出されることを目指す。

 コンテンツパッケージプラットホーム(CPP)の対応言語は英語、中国語(繁体字)、日本語。サービス開始は2022年夏を予定している。

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