熱海 vs 三島──私が断然「三島派」のワケ! インスタ映え観光の終焉? リピーター率7割の魅力を考える
SNS時代の観光振興において、三島市は地域固有の魅力を活かし、持続可能な観光地づくりのモデルを示している。富士山や三嶋大社など、観光資源の本質的な価値を大切にし、リピーターを生み出す戦略が安定した成長を支える。今後の観光地づくりに重要な示唆を与える事例として注目される。
三島の成長余地と本質的魅力

三島は一見地味に感じられるかもしれないが、7割という高いリピーター率がその観光地としての実力を裏付けている。
富士山、源兵衛川、三嶋大社といった普遍的な観光資源は、SNSのトレンドに左右されることなく、持続的な集客力を発揮している。宿泊率の低さはむしろ、三島の成長の余地を示しているといえる。
本質的な魅力を持つ観光地として、三島の発展の可能性は非常に大きい。
筆者は断然、三島派である。