高齢ドライバーを救え! 日本発「ペダル踏み間違い防止」技術、世界基準に 10年で事故半減、25年義務化で何が変わる?

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高齢ドライバーによる交通事故防止を目指す、日本発の「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」が国連基準に認定され、2025年から新車搭載が義務化される。この技術は、特に高齢者の交通安全を確保し、事故件数を半減させた実績を持つ。今後、世界的普及が期待される一方、課題として価格競争力や教育の強化が挙げられる。

事故報道に年齢差なし

高齢ドライバーのイメージ(画像:写真AC)
高齢ドライバーのイメージ(画像:写真AC)

 高齢ドライバーによる事故は社会問題として注目されているが、2024年10月に日本疫学会が発表した研究によると、実際には年齢に関係なく重大事故が報道される傾向があることがわかった。

 この研究では、2016年1月から2020年12月までの5年間に、読売新聞と朝日新聞に掲載された自動車による死亡事故に関する記事を調査対象としている。調査の目的は、実際の事故件数に対して新聞報道された事故件数の割合を年齢別に比較し、高齢ドライバーによる事故が過剰に報道されているかを検証することだった。

 調査結果によれば、期間中に警察が報告した1万2987件の死亡事故のうち、

・読売新聞:5888件(45%)
・朝日新聞:2909件(22%)

を報道していた。運転者の年齢別に見ると、70歳以上の割合はそれ以下の年齢層に比べて低く、高齢ドライバーによる事故は過剰に取り上げられていなかったと結論づけられた。また、死亡者が多い事故や子どもが亡くなった事故は、ドライバーの年齢に関係なく報道される傾向があることも指摘されている。

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