大型アウトレット駐車場で相次ぐ死亡事故! 「木更津の悲劇」が浮き彫りにした問題点と安全対策とは
事故防止に必要な運転習慣

全国の大型ショッピングモールやテーマパークが増えるにつれて、大型駐車場の数も増加している。これらの大型駐車場は、多くの車が行き交い、さまざまな行動が交錯する「無法地帯」と化すことが多く、事故が発生しやすい環境となっている。さらに、歩行者の数が多いため、危険性はさらに高い。
三井アウトレットパーク木更津で発生した2件の死亡事故も、ルールやモラルの欠如が原因で起きたと考えられる。以下、2件の事故の詳細を見てみよう。
●2024年2月の2歳女児死亡事故
女児が両親と妹と一緒に買い物に来ていた際、両親の車近くで男性が運転する車にはねられて亡くなった。運転していた男性は「空いている大型駐車場を探すのに気を取られ、前方の安全確認が不十分だった。子どもの存在に気がつかなかった」と証言している。
●2024年12月の57歳女性死亡事故
21時頃、男性が運転する車が歩行中の女性をはねた。警察によると、車は駐車マスから出て出口に向かっていたが、周囲が暗く、ショッピングモールも閉店間際だったため、車がかなりの速度を出していた可能性が高い。
この2件の事故に共通するのは、周囲の安全確認が不十分だった点だ。普段の公道では安全確認を徹底しているドライバーが、なぜ大型駐車場ではそれができないのか。また、大型駐車場内では次のような運転がよく見られる。
・過度な加速
・必要な場面でのウインカーやハザードの不使用
大型駐車場内での運転マナーの悪さに不満を持つ声も多い。
大型駐車場では、公道以上に周囲の安全確認を徹底する必要がある。私も運転している際は、一般道や高速道路以上に大型駐車場内で神経を尖らせて安全確認を行うよう心がけている。具体的には、
・大型駐車場内での速度を抑える
・右左折時には必ずウインカーを使用する
・駐車時や停車時にはハザードを点灯させる
ことを徹底することで、周囲の安全を大きく向上させることができる。