Z世代の旅行スタイルは「一人旅」「サウナ付き」? その理由と今後のトレンドを解剖する
Z世代の旅行者は、AIやソーシャルメディアを駆使し、個別化された体験を重視する傾向が強い。調査によると、51%がAIのおすすめを信頼し、63%がひとり旅を計画。また、コストパフォーマンスを重視する一方で、ウェルネスや水辺のリラックススポットへの関心も高まっている。旅行業界は、この変化に対応することで新たなビジネスチャンスを掴むべきだ。
日本Z世代の温泉・サウナ志向

ブッキング・ドットコムが実施した調査では、Z世代の旅行傾向にいくつかの特徴的な傾向が明らかになった。
まず、Z世代のひとり旅に対する抵抗感が低いことが挙げられる。調査によると、世界のZ世代旅行者の
「63%」(日本では61%)
が、今後12か月以内にひとり旅をする予定だと回答している。この結果から、
・自己発見
・自己成長
を求める若者が増加していることがうかがえる。
次に、ウェルネスへの関心が高まっている点も注目される。ウェルネスとは、心身の健康や充実感を追求する概念であり、世界のZ世代旅行者の
「54%」(日本では45%)
が「リラックスする時間を確保すること」を旅行の主な目的として挙げている。また、
「71%」(日本では65%)
が「水辺にいるとすぐにリラックスできる」と回答しており、水の近くでの癒やしを求める傾向が強い。さらに、日本のZ世代ならではの特色として、
「サウナや温泉施設」
を好む傾向がある。調査結果によると、日本の若者の約50%が宿泊施設に
・スパ
・温泉
・サウナ
が必要だと考えている。これらのトレンドは、旅行業界にとって新たなチャンスを生む可能性がある。
今後、Z世代のニーズに応えるためには、ひとりで泊まれる宿泊施設やツアー、ウェルネスを重視したリトリートなどのサービスが求められるだろう。また、瞑想(めいそう)やヨガのクラスを提供する宿泊施設や、ひとり旅の旅行者同士が交流できるコミュニティースペースを備えた宿など、今後さらに注目を集めることが予想される。