満月の夜、なぜ「野生動物との衝突事故」が1.5倍も増加するのか? 11月16日「ビーバームーン」で考える
テキサスA&M大学の研究によると、満月の夜は新月の夜より45.8%も事故が多く、特に郊外でその傾向が顕著だという。さらに、最新のAEBシステムの性能が向上したことが確認されたが、最も重要なのはドライバーの注意力だ。
高速走行で残る課題、

検証実験では、各車両のAEBを時速
・12マイル(約19km)
・25マイル(約40km)
・35マイル(約56km)
でテストし、AEBが追突事故をどのように防ぐかを確認した。
旧型モデルのAEBは衝突を51%しか回避できなかったが、2024年型車両のAEBはどの速度でも衝突を100%回避した。さらに、2024年型では時速45マイル(約72km)でもテストを行った結果、4台中3台が衝突を回避。しかし、時速55マイル(約89km)では、残念ながらすべて衝突を回避できなかった。
高速走行時にはまだ課題が残るものの、AEBの性能が着実に向上していることが確認でき、技術の進歩が感じられる。
ただし、AAAは、ドライバーがテクノロジーに完全に頼るべきではないと強調している。AEBは衝突の被害を軽減したり、衝突を防ぐのに役立つが、自動運転技術ではないため、ドライバーの注意が必要である。
走行速度が高いほどAEBの効果は低くなり、ロードキルのリスクも高まる。安全運転はもちろんのこと、速度には常に注意を払いながら運転することが大切だ。旅行中にレンタカーを利用する際は、特に野生動物が多い地域では、不慣れな車での運転に気をつけ、野生動物をひかないよう心掛けたい。