年収400万未満はお断り? 最近の「車中泊」なぜ年収600万以上が興味を持つのか?

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車中泊を経験した人は34%に達している。特に、50代男性の利用者が多く、需要は高まっている。道の駅を利用する人は65.3%で、これが主流だ。ホテルの料金が高騰する中、車中泊はレジャーや災害時の避難手段として注目を集めている。さらに、新しい車中泊向けのバンも登場しており、未来の移動スタイルが変わりつつある。

車中泊の問題点

車中泊のイメージ(画像:写真AC)
車中泊のイメージ(画像:写真AC)

 車中泊で一番問題とされやすいのは、「健康問題」である。

 トヨタ自動車の「車中泊避難ヘルプBOOK」(2023)によれば、新潟中越地震や熊本地震でエコノミークラス症候群を発症した人の車中泊率が高かったという。40代から60代の女性を中心に発症したのが、

・車の中で長い時間同じ姿勢を取る
・トイレ環境の悪さから水分摂取を控える
・避難時の足のケガや打撲がある

と、血栓ができやすくなるそうだ。熱中症、一酸化炭素中毒のリスクもあるし、浸水の危険等についても注意を支払う必要がある。とはいえ、避難所にいても、エコノミークラス症候群は発生するし、熱中症も発生する。

 2017年の内閣府の調査では、全国自治体において、車中泊等の避難者を想定した対応策を検討していないところが54.8%あった。

 自治体サイドからすると、車中泊は状況把握がしづらい。熊本地震においても、

・夜間のみ駐車場に戻ってくる人
・点々と場所を変更する人

がいたことから、人数把握が難しかったという。物資配布等にも影響がある。国としては実情を踏まえ、車中泊避難者の支援において、

「行政が実施すべきところをどのように考えるか」

投げかけているところのようである。

 今後車選びをする際は、災害避難の点からも考える必要があるかもしれない。

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