年収400万未満はお断り? 最近の「車中泊」なぜ年収600万以上が興味を持つのか?
車中泊を経験した人は34%に達している。特に、50代男性の利用者が多く、需要は高まっている。道の駅を利用する人は65.3%で、これが主流だ。ホテルの料金が高騰する中、車中泊はレジャーや災害時の避難手段として注目を集めている。さらに、新しい車中泊向けのバンも登場しており、未来の移動スタイルが変わりつつある。
災害時の車中泊

実際、災害時の車中泊利用の割合が高かった例がある。2016年4月に発生した熊本地震において、
「避難者が避難先とした場所」(複数選択可能)
として、回答者800人の74.5%が車中泊を経験した(2023年10月25日付、内閣府『車中泊避難者への支援について』)。
これは、自宅(50.9%)、避難所(45.3%)、親戚や知人宅(18.4%)を大きく上回っている。なお、テント泊は1.5%にすぎなかった。
最初から避難所を利用した人は16.6%に過ぎず、最初から車中泊・テント泊等に避難した人は52.9%と圧倒的に多い。
また、避難所から車中泊等に切り替えた人が14.6%いたのに対し、逆に車中泊等から避難所に切り替えた人は7.5%にすぎなかったことから、車中泊にいかに需要があるかがわかる。
車中泊をする理由には、以下が多い。
・余震が怖いので避難所に避難したくなかった
・老人・幼い子ども・ペットなどがいるため
・プライバシー確保
・感染症対策
・避難所がいっぱい
・空き巣対策や車に積んだ財産管理のため
場所は、防災倉庫や耐震性貯水槽がある「都市公園」、駐車スペースが広い「大型商業施設」が多かった。