年収400万未満はお断り? 最近の「車中泊」なぜ年収600万以上が興味を持つのか?

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車中泊を経験した人は34%に達している。特に、50代男性の利用者が多く、需要は高まっている。道の駅を利用する人は65.3%で、これが主流だ。ホテルの料金が高騰する中、車中泊はレジャーや災害時の避難手段として注目を集めている。さらに、新しい車中泊向けのバンも登場しており、未来の移動スタイルが変わりつつある。

車中泊をする人の年収

車中泊のイメージ(画像:写真AC)
車中泊のイメージ(画像:写真AC)

 車中泊はここ1~2年のホテル料金の高まりで、需要が一層高まっていくことが考えられる。筆者(古宮宗、フリーライター)は以前、ミニバンで

「犬連れ車中泊」

をしたことがある。フルフラットにして古い布団を敷いて寝た。フルフラットといっても段差があったり、想像以上に車内が寒かったりと、快適とは決していえなかったのが正直なところだ。

 その経験からすると、日産が2024年12月に発売する予定の車中泊向けバン「NV200バネット MYROOM」は、フラット具合がまるでベッドのようで寝心地がよさそうである。大人ふたりが寝られる広さで、木目調の内装で部屋感覚があり、荷物スペースも確保できるところが魅力だ。希望小売価格は

「464万3100円~496万7600円」

と決して安くはない。人が無理なく購入できる車の金額の目安というのがあって、

「年収の5割」

とされているが、 車中泊をする人々の年収はどうだろうか。

 データマーケティングマガジン『マナミナ』の調査によれば、特に世帯年収が

「600万~1000万円」

の人々が車中泊に高い関心を示しており、

「400万円未満」

の世帯ではその関心が低くなっていることがわかった(2024年4月2日付)。同媒体は、この結果を受けて

「一般的には、車を所有していれば車中泊はそれほどコストがかからないと考えられがちですが、快適な車中泊を楽しむためには、マットやカーシェードといった車用アクセサリーのほか、寒い季節には冬用寝袋や暖房器具が必要です。ホテルやキャンプに比べ宿泊費は不要ですが、快適な体験のためにはある程度の初期投資が必須です。そもそも車を持つためにもお金がかかるため、ある程度、可処分所得に余裕ができる世帯年収600万円~1000万円の関心が高くなるのかもしれません」

と分析している。

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