トヨタが「米ディーラー」から圧倒的支持を集める根本理由 信頼度72%で業界平均の「3.6倍」の現実とは
トヨタ・レクサスのもたらす利益

同社の分析によると、トヨタとレクサスのディーラーの数は全米の9%にすぎないが、2024年2月の業界全体の新車粗利益の
「29%」
を獲得している。フィンケルマイヤー氏は、トヨタは自社とディーラーの双方に利益を出すよう努めてきたので、信頼関係が築けていると話す。
他メーカーは自社の粗利益を優先して生産計画を立てているが、トヨタの場合はディーラーからの発注情報を収集しながら、何を生産し出荷するかを決める。供給と需要をうまく調整する。
それにより、トヨタは商品が早く回転し、不良在庫はほぼ出ないので、ディーラーの利益が最大化する。
短い在庫日数
この在庫日数だが、同社の2024年8月15日の記事によれば、同年7月のブランド別在庫日数は、短い順に、
・1位:トヨタ 29日
・2位:レクサス 33日
・3位:ホンダ 43日
・4位:キア 55日
・5位:スバル 56日
だった。なお、ワースト5は、
・1位:ジャガー 131日
・1位:ダッジ 131日
・3位:ジープ 129日
・4位:アルファロメオ 126日
・5位:ボルボ 108日
である。8月のブランド別在庫日数においても、
・1位:レクサス 30日
・2位:トヨタ 35日
・3位:ホンダ 46日
と、トヨタ、レクサスの1位、2位は守られている(2024年9月19日付、同社リポート)。
米国の自動車メディア「ワーズオート」に北米トヨタが提供した数字には、より詳しい情報があり、トラックの在庫は29日、自動車の在庫は21日だった(2024年9月10日付、同社リポート)。
北米トヨタのグループ副社長兼ゼネラルマネジャーであるデイビッド・クリスト氏は、
「ほとんどの車両は、基本的に、ディーラーに到着する前に販売済みです」
と説明する。需要が依然として非常に高く、生産レベルも非常に高く、よく売れ、回転率がよい。