SNSで話題! イギリスで「軽自動車が爆売れ」情報は本当か?
英国で軽自動車が“爆売れ”していると話題になっているが、2024年上半期の輸出データでは「0台」となっている。さらに、軽自動車が英国の規制を満たすのは難しく、実際には現地仕様へのアレンジが必要だ。狭い道や低速エリアが多いため、軽自動車にとっては適した環境だが、本格的な需要はまだ確立されていない。
スーパーハイトワゴンの新需要

やはり、一部の愛好家を除くと、日本の規格そのままでは現地での需要が難しい。とはいえ、海外仕様のものにつくり変えるとなるとコストもかさむ。そういったわけで、軽自動車の輸出は難しいと、これまで日本のメディアでいわれてきた。
多少のアレンジが必要だが、需要を受ける要素はある。英国国内には狭い道が多く、小さな車体は非常に便利だ。ロンドンでは、は速度制限が課されているエリアが多い。
「時速20マイル(約32km)」
のエリアなどが多いので、日常使いではスピードはそこまで求められない。電気自動車(EV)化が進められているものの、ガソリン価格が高いので、低燃費は重要だ。
日本ではスーパーハイトワゴンが人気である。そのせいか、
「箱型の形状は、曲線的なクロスオーバーを好む傾向がある欧州のバイヤーの間ではまったく流行遅れ」(2023年3月14日付、『AUTOCAR』)
と書かれている。英国ではミニバンがたしかに多く走っている印象だが、知人の欧州人もスーパーハイトワゴンを新鮮に感じていたので、そういう需要もあるかもしれない。そして英国のナンバープレートは前が白、後ろが黄色と決まっているので、軽自動車でも
「差別を受けにくい」
というのもいい条件ではないだろうか。