SNSで話題! イギリスで「軽自動車が爆売れ」情報は本当か?

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英国で軽自動車が“爆売れ”していると話題になっているが、2024年上半期の輸出データでは「0台」となっている。さらに、軽自動車が英国の規制を満たすのは難しく、実際には現地仕様へのアレンジが必要だ。狭い道や低速エリアが多いため、軽自動車にとっては適した環境だが、本格的な需要はまだ確立されていない。

軽自動車の輸入ハードル

軽自動車(画像:写真AC)
軽自動車(画像:写真AC)

 メーカーが直接関わらないような小規模の輸入のなかには、個人輸入もある。英国最大の自動車輸入業者「MyCarImport」のウェブサイトを見ると、それは簡単ではない。なぜなら軽自動車が

「日本独自の規格」

だからである。日本の軽自動車は、安全性、排出ガス等が英国の規制基準を満たしているかどうか、個別車両承認(IVA)テストを受ける必要があることがよくあるという。

 場合によっては、

・照明
・ミラー
・シートベルト
・排出システム

などの改造が必要になる。そもそも、

・年式
・状態

も英国の基準を満たしている必要がある。

 それでも日本車輸入業者であるトルクGTでは、低コストに加え、ロンドンには低排出ガスゾーン(基準に満たないと通行料が必要)があるため軽自動車の需要は増加しているとコメントしている(2023年3月14日付、『AUTOCAR』)。

英国市場の軽自動車の歴史

軽自動車(画像:写真AC)
軽自動車(画像:写真AC)

 これまでまったく軽自動車が英国で販売されていなかったわけではない。スズキのアルトなどは、英国でも販売された実績はあった。そういったものは、

・排気量を増やしたり
・バンパーを大型化したり

するなど、現地に合わせてアレンジしている(2024年2月15日更新、『カーネクスト』)。

 日本の軽自動車の規格では総排気量 660cc以下、だが、英国の中古車販売サイトに掲載されているスズキのアルトは、

「エンジン1.0L」

とある。これはもはや軽自動車であるといえるのかがわからなくなってくるが。

 このアルトは、JDパワーの「2015英国自動車信頼性調査」において、最も信頼できるシティカーに選出された、という輝かしい実績を持っている。

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