小田急ロマンスカーの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない【リレー連載】偏愛の小部屋(2)

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都市工学者が愛する小田急ロマンスカーの魅力。展望席からの風景と連接車の技術革新を称賛し、小田急のブランド力と歴史的な重みを語る。

やばいポイント1「ロマンスカーという名称」

小田急ロマンスカーのウェブサイト(画像:小田急電鉄)
小田急ロマンスカーのウェブサイト(画像:小田急電鉄)

 筆者は、ロマンスカーという名前が素晴らしく魅力的だと思う。鉄道好きの人には、「京阪や東武も昔は使っていたじゃないか」とツッコまれるかもしれない。

 それでも、小田急はこれを箱根・御殿場・江ノ島行きの特別な車両としてブランド化し続け、自社の代名詞となった。その結果、

「ロマンスカーといえば小田急」

というイメージが定着した。ロマンスカーとは、戦後に普及した映画館や喫茶店などに設置されたふたり掛けのシート

「ロマンスシート」

を装備した鉄道車両を指す。ロマンスとは、もともと「空想的・冒険的・伝奇的な要素の強い物語」、つまり中世の欧州に多く見られた恋愛と武勇を題材とした物語を意味し、やがて恋物語や恋愛小説を意味するようになった。

・恋愛の物語
・人生の冒険の物語

その物語の展開を感じさせる、実にステキな名前が「ロマンスカー」であり、筆者はとても憧れている。

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