「全然見かけない」 東京のライドシェアが“タクシーの2倍”運行してるのは本当か? 国交省と現場の温度差歴然、解禁2か月で考える

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解禁からもうすぐ2か月がたつライドシェア。タクシードライバーの営業収入が減少することが懸念されていたが、実際の現場はどうなっているのだろうか。

見かけないライドシェア車両

タクシー(画像:写真AC)
タクシー(画像:写真AC)

 ライドシェアに参入したタクシー会社は解禁前に比べて大幅に増えたものの、そのなかには

「現状、想像以上に需要が少ない」

と先行きを不安視する声もある。現場でも、今回の国土交通省の発表に首をかしげる声が上がっている。筆者自身、解禁後、ライドシェア車両を見かけたのは1台だけである。それもタクシー不足が懸念される東京都心ではなく、千葉県との県境に位置し、タクシー不足ともいい切れない

「江戸川区」

でだ。他のドライバーにも聞いてみたが、

「ライドシェア? あまり影響ないよ。影響ないというより、そんな車すら見たことがないね」

との声が。また、営業時間内だけでなく、プライベートな時間でも一度も見たことがないというドライバーが多かった。ちなみに、配車アプリで配車された乗客に直接尋ねてみたところ、

「試しにライドシェアに乗ろうと思っていますが、なかなかマッチングしないんですよ」

とのことだった。利用者は使いたくても使えない現状があるのだ。タクシーの2倍稼働しているはずなのに、なぜマッチングが難しいのだろうか。

 配車アプリのシェアナンバーワンである「GO」のウェブサイトによると、配車時にライドシェア車両を指定することはできないという(ライドシェア車両を希望しない場合はタクシーのみを指定できる)。ようは、ライドシェアに意図的に乗りたくても乗れないのだ。GOだけでなく、他の配車アプリもタクシー配車を“優先”している印象を受ける。

 当然といえば当然だが、日本版ライドシェアはタクシー不足を補うためのものであり、諸外国で展開されているライドシェアとはまったく異なる。タクシー事業者の管理下で運営され、タクシー業界の枠組みのなかで展開されているからだ。

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