JAL・ANA並みのサービス? コスパ良すぎな「MCC」、顧客満足度1位で今後も期待していいのか

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MCCはFSCとLCCの中間に位置する。しかし、実際にはFSCと同等のサービスを提供し、費用対効果も高い。

具体的な優位性

エア・ドゥのウェブサイト(画像:エア・ドゥ)
エア・ドゥのウェブサイト(画像:エア・ドゥ)

 2023年度に発表された指標は次のとおりである。

・顧客満足度第1位:スカイマーク、スターフライヤー
・感動指数1位:スターフライヤー
・定時運航率1~3位:スカイマーク、スターフライヤー、ソラシドエア

前述のとおり、長い間、“日本の空”といえばJAL・ANAだったが、MCCは、FSCのJALやANAを上回るほどのサービスを展開し、世間から高い評価を得ている。

 定時運航率で毎年1位を獲得しているスカイマークは、機材繰りを工夫することで定時運航を実現している。同じ機材を使用することで、予備機として常に数機を待機させ、遅延時に割り当てているのだ。このような定時運航率の高さが顧客満足度につながっているといえる。

 また、LCCと比較した場合、高い優位性がある。LCCが

・ドリンクサービス
・受託手荷物
・座席指定

を有料としているのに対し、MCCは一部の飲食サービスを除き、これらのサービスをすべて無料で提供している。

 次に関東圏の発着空港を見ると、MCCは羽田空港発着、LCCはすべて成田空港発着となっている。運賃の差はあるものの、成田空港までの電車代を考慮すると、全体的な価格差はかなり小さくなる。

 さらに注目すべきは運賃である。次は、運賃が同水準になる場合の例である。

・MMCで、キャンペーンを活用した場合
・LCCで、オプションを付けた場合(座席指定・受託手荷物など)

通常運賃だけで比較するとLCCに軍配が上がるが、総合的に見ると、価格面で劣るわけではなく優位性が高い。

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