台湾で大地震! 沖縄在住ライターが感じた津波警報「3m」の恐怖と移動の課題とは
先日、台湾でM7.2の地震が発生した。沖縄県全域に津波警報が発令され、避難指示が出された。災害時に求められるモビリティの課題と解決策は何か。
津波避難時の移動課題

以下、副自治会長とのやり取りである。
筆者「今回の津波避難に関して、交通渋滞などの移動に関する課題はありましたか」
副自治会長「ありました。私を含め、三つの避難所に人員を配置し、交通誘導を行いました。車を誘導しなければ、駐車場も道路も混乱していたでしょう。実際、この十字路では交通渋滞が起きていました。避難までの時間は1時間ほどでしたから、大きな混乱はありませんでした。子どもたちの運動場が目の前なので、いざというときのために避難ルートを確認しておくことは大切です」
筆者「車いす利用者や高齢者など、移動に配慮が必要な人たちのために、自治体が取り組むべきことは何だと思いますか」
副自治会長「実際に車いすを押して避難することが大切だと感じています。車いすを押してみてわかったのですが、坂道を上るのはとても大変です。近隣の高台に避難した方が効果的だと思いました。自治会の避難所付近にお住まいの足の不自由な高齢者には、避難所に逃げて、EVで上の階に上がるようにアドバイスをしています」
避難勧告が発令されている間、筆者も何かできることはないかと尋ねたが、大きな混乱はないので必要ないといわれた。実に見事な指揮・伝達・連携だった。
次に、自治体への要望と解決策を聞いた。