そういえば、最近「ネオンカスタム」のクルマを見かけませんが、どこに行ったのでしょうか?

キーワード :
,
明るく派手なイメージのネオンカスタムだが、最近は以前ほど見かけなくなったと感じる人も多いのではないだろうか。その理由はどこにあるのだろうか。

電飾の新潮流ネオンカスタムの歴史

自動車。画像はイメージ(画像:写真AC)
自動車。画像はイメージ(画像:写真AC)

 さまざまなクルマのカスタムがあるなかで、発光ダイオード(LED)やネオン管を使ったカスタムは、電飾による変化が比較的取り入れやすいことから「ネオンカスタム」と呼ばれている。

 かつてのライト系カスタムは、ハロゲンタイプのヘッドライトの電球を交換するか、内部ユニットごとHIDやLEDに交換して明るさや色味を追加する程度だった。

 しかし、明るさ、軽さ、小型化が進んだLEDになってからは、デザイン重視の電飾(イルミネーション)カスタムも取り入れられるようになった。

 特に2001(平成13)年に公開されたカーアクション映画『ワイルド・スピード』の影響は大きかった。

 この映画には多くの日本車が登場し、派手なアクションと鮮やかなクルマのカスタムが印象的だった。

・トヨタスープラ
・日産スカイライン
・マツダRX-7

などのスポーツカーが登場し、それぞれ特徴的なネオンカスタムが施されていた。その華やかさに引かれ、日本でも同様のカスタムが流行した。

 特に車体の下で光る「アンダーネオン」は印象的で、ドライバーの好みに合わせて色を選ぶことができ、走っていても駐車していても目立つというドレスアップ効果で人気を集めた。

 そんなネオンカスタムだが、最近では以前ほど見かけなくなったと感じる人も多いのではないだろうか。その理由は何なのだろうか。

全てのコメントを見る