HVの代名詞「プリウス」 その人気を押し上げたのは、なんと“ハリウッドスター”だった!【リレー連載】ハイブリッド・ア・ゴーゴー!(4)

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欧米主導の急進的EVシフトが風前のともしびとなり、再びハイブリッド車に注目が集まっている。本連載では、ハイブリッド車の進化と市場の変化をわかりやすく紹介。その魅力が今後の持続可能なモビリティにどうつながっていくのか、データを交えて解説する。なお、連載名の元ネタは、1965年から1966年まで放送されていた米音楽バラエティー番組「ハリウッド・ア・ゴーゴー」である。

ハリウッド注目、環境保護の象徴化

シャンゼリゼ大通りのプリウスタクシー(画像:森口将之)
シャンゼリゼ大通りのプリウスタクシー(画像:森口将之)

 そんななか、米国で初代プリウスに注目した人たちがいた。2003年のアカデミー賞の授賞式に、多くのハリウッドスターがプリウスで乗りつけたのだ。

・トム・ハンクス
・ジュリア・ロバーツ
・レオナルド・ディカプリオ
・キャメロン・ディアス

など、そうそうたる顔ぶれだった。

 実はこれ、グローバル・グリーンUSAという環境保護団体の仕掛けだった。アカデミー賞授賞式に参加するハリウッドスターたちに、当時もっとも地球環境に優しいクルマであったプリウスを貸し出すと呼びかけたのだ。

 もちろん受けるか否かは個人の自由だ。しかし環境問題に敏感なハリウッドスターたちは興味を示し、プリウスで会場に向かった。それだけでなく、プリウスが環境に優しいクルマであることを説明までしたという。

 ディカプリオのように、実際にプリウスを所有していた人もいるが、プロモーションの一環にもなるので、そのような展開になったのだろう。でも一番の宣伝になったのは、間違いなくプリウスだった。

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