全国各地の駅前に「大学キャンパス」が続々誕生しているワケ 自治体の救世主となりうるのか

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大学のキャンパスが全国の駅前に進出している。学生募集や大学のブランド向上に役立つからだが、駅前のにぎわい創出にも効果的だ。

地元自治体はそろって歓迎の意向

京都市の京都駅東側に移転した京都市立芸術大(画像:高田泰)
京都市の京都駅東側に移転した京都市立芸術大(画像:高田泰)

 地方では人口減少と車社会の進行で駅前の空洞化が進んでいる。百貨店や大型商業施設が相次いで閉店し、なすすべのない地域が後を絶たない。大都市圏でも人口減少に転じ、これから地方と同様の厳しい状況に陥る地域が少なくないと予想される。

 そんななか、1000人単位の学生を集める大学のキャンパス進出は、駅前の活性化を模索する自治体にとって、救世主となろうとしている。八尾市都市政策課は

「経法大の学生で駅前がにぎわっている。駅前の経済が回るきっかけになった」

とにっこり。

 京都市文化芸術企画課は

「開発が遅れていた京都駅の東側が市立芸大の学生や外国人留学生で明るくなった」

、横浜市臨海部活性化推進課は

「関東学院の学生が集まることで市中心部に活気が出ている」

と歓迎した。

 交通の便がよい場所にキャンパスを立地して優秀な学生を確保したい大学の狙いと、駅前の活性化を模索する自治体の思惑が一致した駅前キャンパス。

「地域振興の新しい手法」

として定着する可能性が出てきた。

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