年収800万円は確実? 現役タクシードライバーがこっそり伝授、稼げる「4つの法則」とは
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最近、「タクシードライバーは稼げる職業」とよくいわれるが、本当だろうか。現役ドライバーが現状をリポートする。
「年収700~800万円」はザラ

タクシードライバーは稼げる職業――。
最近、メディアやSNSでこうした情報が飛び交っている。それに刺激されたかどうかは定かではないが、筆者(二階堂運人、物流ライター)の勤めるタクシー会社では毎月5、6人の新入社員が採用されている。
現在、他業種からタクシー業界への転職は後を絶たない。入社祝い金まで用意するほど、いくら募集をかけても人が集まらなかった業界としては異例の事態である。
タクシードライバーはかつて、
・キツい
・辛い
・給料が少ない
といわれていた。また、中高年からは「雲助」とさげすまれ、あまりいい印象は持たれなかった。
しかし近年、急激なドライバー不足により需要と供給のバランスが大きく崩れた。そして、人員の争奪戦が繰り広げられ、冒頭の「タクシードライバーは稼げる職業」となったわけである。
タクシードライバーは今、いくら稼げるのか。筆者の周りには
「年収700~800万円」
のドライバーが多い。年収800万円あれば、子育て費用にも困らないし、車やマイホームの購入も検討できる。
しかし、誰もが年収800万円を目指せるわけではない。いくら努力しても年収が上がらないドライバーがいるのも事実だ。「タクシードライバーは稼げる職業」という情報だけを信じて、いざなってみると「話が違う」という人も少なくない。
では、稼げるドライバーになるためには、具体的に何をすればいいのか。