ダイハツ不正「奥平社長は辞任すべき」 自動車エンジンに長年携わった私が願う“自己チュー組織”再生への唯一道

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先日、ダイハツの車の認証不正問題に関する記者会見が行われた。大手自動車会社でエンジンの企画・設計・開発に長年携わってきた筆者が第三者委員会の調査報告書を読み解く。

具体的な再発防止策

聞き取り調査のイメージ(画像:写真AC)
聞き取り調査のイメージ(画像:写真AC)

 報告書は、真因であるダイハツの「自分や自工程さえよければ、他人や他部署がどうなってもよい」という自己中心的な組織風土が、現場の問題を吸い上げて解決する「部門人事機能の弱体化」から生まれたと指摘した。具体的な再発防止策は次の9項目だ。

・経営幹部から従業員への反省と出直し決意表明
・硬直的な「短期開発」のうち、開発と認証プロセスの見直し
・開発と認証プロセスに対し相互牽制力のある組織への改正
・法令順守と自動車法規に関する教育の強化
・職場コミュニケーション促進と人材開発の強化
・内部通報制度の信頼性を向上させるための取り組み
・経営幹部のリスク感度を高める取り組み
・改善の本気度を示す経営幹部のメッセージの継続的な発信

そして、最も重要な再発防止策が

・再発防止策を立案・監視する特別な機関の設置

である。

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