元自動車ディーラーがぶっちゃけ 「EV需要」が日本で加速しないワケ

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日本の街なかでEVを目にする機会はまだ少ない。新型製品が発売されるなか、なぜだろうか。かつて、大手メーカー系自動車ディーラーに勤めていた筆者が考える。

充電待ちの課題

EVのイメージ(画像:写真AC)
EVのイメージ(画像:写真AC)

 ディーラーが積極的な提案をしにくい側面として、自動車購入者がEVに抱くネガティブなイメージもある。どのような点がネックになるのか。

●充電の待ち時間がネック
 ガソリン車なら満タンでも5~10分で給油できる。しかし、EVの場合はそうはいかない。電池残量が少なくなってから急速充電しても、80%まで回復するのに約30分かかる。運転の合間の休憩時間に充電すればいいという人もいるが、急いでいるときに30分のタイムロスはいただけない。インフラ面で説明したように、先客がいる場合も待たされるため、これをネックに感じる人も多いだろう。

●クルマ自体の寿命の短さ
 わかりやすくいえば、EVのバッテリーは巨大なスマートフォンのバッテリーのようなものだ。充放電を繰り返すとバッテリー自体が劣化する。そうなるとバッテリーの交換が必要になるのだが、一時ネットをにぎわせた某海外メーカーのEVのバッテリー交換費用の高さなど、インパクトのある話題が出ると、さらに需要が低迷する。

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