EV先進国スウェーデンが、世界初の「大規模ガソリン車走行禁止」に踏み切った理由

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スウェーデンの首都・ストックホルム市のラース・ストロムグレン交通担当副市長は、2025年から市中心部でのガソリン車とディーゼル車の乗り入れを禁止する計画を発表した。

副市長の大胆な提案

自動車(画像:写真AC)
自動車(画像:写真AC)

 2023年10月10日、スウェーデンの首都・ストックホルム市のラース・ストロムグレン交通担当副市長は、2025年から市中心部でのガソリン車とディーゼル車の乗り入れを禁止する計画を発表した。

 禁止エリアは金融街で、市内中心部の主要ショッピングスポットの20ブロックも含まれ、電気自動車(EV)、一部のハイブリッドトラック、燃料電池車(FCV)のみの走行が許可される。

 大都市としては世界初の大規模なガソリン・ディーゼル車の締め出しで、思い切った政策だが、その実現可能性とEV販売を促進する政策かどうかを検証する。

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