ヒョンデ「日本再上陸」真価問われる2年目、11月発売・新型EV「コナ」で一発逆転なるか?
ヒョンデは9月27日、新型コンパクト電動SUV「コナ」の購入予約受付を開始した。販売は11月1日からだ。
ヒョンデの日本再上陸

ヒョンデは9月27日、新型コンパクト電動スポーツタイプ多目的車(SUV)「コナ」の購入予約受付を開始した。販売は11月1日からだ。
コナは2022年5月に発売した
・バッテリー式電気自動車(BEV)「アイオニック5」
・燃料電池車(FCV)「ネッソ」
に続くBEVモデル第2弾である。日本再上陸2年目のヒョンデが何を目指すのか、その背景を探った。
ヒョンデが初めて日本市場に参入したのは、韓流ブーム真っただ中の2001(平成13)年。当時人気絶頂だった韓国人俳優ペ・ヨンジュンが中型セダン「ソナタ」のCMに起用されたことで話題となった。
そして翌年、日韓で共同開催された国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップの公式スポンサーとしても知名度を上げたが、他の輸入車を上回るブランドイメージにはつながらず、販売は振るわなかった。
日本市場からの撤退にあたっては、日本の自動車販売網を
「閉鎖的」
と批判し、2009年の東京モーターショーへの出展を直前で取りやめるなど、後味の悪さを残した。