道路に投げ出されて首の骨を折る人も! 道端の穴「ポットホール」の危険性をご存じか

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道路の穴、くぼみを表すポットホールはどのようにできるのか。なぜ危険なのか。

北海道のポットホール

冬の北海道(画像:写真AC)
冬の北海道(画像:写真AC)

 北海道では、雪が解けた春先にポットホールが頻発する。特に1日のなかで0度をまたいで温度変化した当日から2日程度で完成することが多いという。

 これは温暖化と大いに関係がある。気温の変動幅が大きくなれば、0度を越えて温度が変化する日が増えて、ポットホールができやすくなるからだ。

 道路の老朽化も原因のひとつである。北海道の国道の80%は、構築から30年以上経過したものだ。交通量の多い道路であれば、衝撃で、たった1日で大きなポットホールができることもある。

 日本自動車連盟(JAF)札幌支部は、2023年2月から3月にかけて、平均気温が一度以下の時期はパンクの救援依頼件数が週50件以下だが、5度以上の週は

「350件以上」

に膨れ上がっていることに気付いた(2023年3月22日付け)。雪が解けてアスファルトが見えるようになると途端に増えることから、

 パンクの原因は、主にポットホールによるものだと考えられる。またそのなかにくぎなどの金属片があってタイヤに刺さることもよくある。国土交通省北海道開発局は、道内の出先機関を通じて巡回パトロールを実施している。

 ひとつひとつ穴埋め作業が必要となるが、財政的な問題もあり、早急に対応ができるわけではない。ポットホール発見には、ドライブレコーダー撮影画像から自動で見つける研究も進められている。うまくいけば、効率化、コスト削減につながるはずだ。

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