迷惑なだけじゃない 「違法駐車」が日本経済に及ぼす悪影響をご存じか

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違法駐車摘発件数は減少傾向にある。ただ、そのなかには悪質なケースもある。データでは可視化されにくいそれらに対し、どのように対策していくのが賢明なのか。

もうひとつの方法

パーキング・メーター等の設置状況の推移。2012年度~2021年度(画像:警察庁)
パーキング・メーター等の設置状況の推移。2012年度~2021年度(画像:警察庁)

 もうひとつは、駐車する側の心理に踏み込んだ対策である。

 実際、駐車する側の大多数の心理としては、「短時間だし問題ないと思った」というのが圧倒的に多い。要するに、路上駐車で摘発されたことがあるドライバーの心理としては、

「駐車場に入れるほどの時間ではなかった」

ということが半数以上を占めているのだ。これらはとある民間による調査結果だが、路上駐車の実態としてはほぼ間違いないだろう。

 周辺状況を省みることなく行動した「短時間なら」という甘えに対しては、前述のとおり厳しい罰則が有効である。しかし、それだけでは抜本的な解決にはならない。現代社会において、クルマは必需品であることを思えばなおさらだ。

 ここで重要となるのは、ほかに短時間でも安全に駐車できる場所があったら、問題の箇所には駐車しなかったのか、ということだが、これについてドライバー側の心理にまで言及した明確なデータはない。

 ただし、よほどのへそ曲がりでもない限り、違法な場所に好んで駐車しようとする人物はいないだろう。そしてここから先はパーキングメーターやパーキングチケットによる路上駐車管理とも深く関わってくることである。ちなみに日本の場合、これらのシステムをうまく活用しているとは思えない。

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